セスキ炭酸ソーダを使った洗濯方法｜セスキ炭酸ソーダの使い方

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セスキ炭酸ソーダ、少し前はあまり知られていなかったせいか、洗剤売り場で目に付くことはありませんでした。しかし、この頃はスーパーの洗剤売り場に必ずと言っていいほど置いてあるし、値段もそんなでもないので気になる製品です。

セスキ炭酸ソーダを洗濯に利用することについて考えてみます。重曹よりアルカリ性が強いということは汚れを落とす力がより強いということです。その上、界面活性剤を含んでいないので、生活排水が川や海に流れ出ても自然環境に影響を与えないというメリットがあります。

自然環境だけではなく人体にも害がないので、肌の弱い赤ちゃんやアトピー性皮膚炎など洗剤かぶれの心配な人の洗濯にも向いています。

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また水に溶けやすい性質があるので、すすぎの回数を減らすことができ、水の節約にもなります。冷たい水にもよく溶け、扱いやすい物質です。

消臭効果もあるので、洗濯の際にセスキ炭酸ソーダを加えるだけで。取れにくい汗などの臭いが消えます。またセスキ炭酸ソーダ水を、汗臭さが取れない衣服に直接スプレーしてもいいでしょう。オムツも浸け置きすると臭いがスッキリします。なかなか洗濯では臭いが取れない枕カバーの臭い消しにも効果があります。

洗い方のコツは、衿や袖の頑固汚れを石鹸で擦り洗いします。またはセスキ炭酸水溶液をスプレーして擦り洗いするのもいいでしょう。

洗濯槽に水３０リットルにセスキ炭酸ソーダ小匙２～大さじ１を洗濯ものと一緒に入れて、少し回して全体に浸け込みます。そのまま数時間から一晩放置します。その後、数分洗濯機を回します。この場合、時間が短くていいのは浸け置きによって、アルカリ分で、汚れが緩んでいるからです。その後すすぎも１回で大丈夫です。

セスキ炭酸ソーダを、液体合成洗剤の助剤として洗濯の際に入れると汚れ落ちが良くなります。

ただ、ひどい汚れを落とす力は洗剤には勝てませんので、セスキ炭酸ソーダと洗剤は用途によって上手に使い分けしてください。

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